レベル |
火山の状態 |
噴火の形態 |
事例 (活動履歴) |
5 |
広範囲まで及ぶ大規模噴火が発生または可能性
遠方まで火砕流または溶岩流が到達して広域に影響するような大規模噴火が発生した。 または、上記のような噴火の可能性がある。
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山麓まで噴出物が降下、溶岩流の流出、火砕流の発生の可能性がある。 |
・天仁、天明の大噴火(山麓まで火砕流、岩屑なだれ) |
4 |
山麓まで及ぶ中〜大規模噴火が発生または可能性
遠方まで噴石が飛散、あるいは火砕流または溶岩流など、居住地まで影響するような中〜大規模噴火が発生した。 または、上記のような噴火の可能性がある。
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山頂火口から3km以遠、山麓まで噴出物降下、空振の影響の可能性がある。小規模の火砕流もあり得る。 |
・1950年9月23日の噴火(火口から8km以上離れた場所に噴石) ・1973年の噴火 |
3 |
山頂火口で小〜中噴火が発生または可能性
小〜中規模噴火が発生した。 または 地震が群発したり、火映、鳴動が観測されるなど小〜中規模噴火の発生の可能性がある。
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山頂火口から2〜3km程度以内まで、噴石を飛散したりごく小規模な火砕流を伴う噴火もあり得る。 |
・1983年4月8日の噴火(空振で山麓のガラス等に被害)
・2000年9月、2002年6月の地震群発
・2004年9月の噴火 |
2 |
やや活発な火山活動
噴煙がやや多くなったり、火山性地震が時々多発、微動が発生するなど火山活動がやや活発である。
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火山性ガスの顕著な放出や微小な噴火(火山灰の放出など)があり得る。 山頂火口付近に微量の火山灰の噴出もあり得る。 |
・2002年5月以降の噴煙活動の活発化、火口の温度上昇 ・1990、2003年の微噴火 |
1 |
静穏な火山活動
噴煙は比較的少なく、火山性地震の群発が時折発生するもののその規模は小さく、火山性微動の発生も少ない。
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噴火可能性低い |
・静穏な活動期のほとんど |
0 |
長期間火山の活動の兆候なし
噴煙がなく、火山性地震・微動もほとんど発生しない。
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噴火可能性なし |
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