2005年春 三宅島
贄川の谷口部にある折戸地区。現河床との比高は1〜2m程度と低い。
贄川の谷口付近にあった集落が、流出した土砂によって埋積したものである。土石流の堆積物のように見えるが、住宅の窓ガラスは割れることなく、そのまま埋積しており、植木も倒れてはいない。したがって、静かに流れてきた土砂によって埋め立てられたものであろう。
比較的礫径は大きく、最大粒径は30cm近いものもある。
生け垣が倒れることなく土砂に埋まっている。向かって右側が上流。